おツネとチアキ ~vol.7~

「それ、居酒屋やったら下げられるやつやで」

 

グラスの底に5mmほど残ったビールを手放さないチアキをおツネが諭します。

 

「悔しいなぁ、これがいけたら、自分に自信が持てる気がするんですけど。。」

 

なんだか全くわからないこだわりをちらつかせる見てて飽きないチアキは

 

膝立ちをしたり座ったりしながら

 

「あぁ、なんか、このスタイルだと目が覚めますね」(低音)

 

と、膝立ちの状態に落ち着いたご様子。

 

「なんか上からですみません」

 

おツネは不可思議な謙遜を嬉しそうに了承します。

 

しばらくして元気になったチアキがグラスに残っているのかいないのかわからないビールを飲み干します。

 

「やった、行けました私!!!」

 

晩酌女子達に拍手が起こります。

 

 

 

 

ー後日

 

お酒の楽しみを知ったチアキは随時、晩酌状況を報告しようという話に。

 

おツネ「まずは白帯からやで」

チアキ「どーせなら黒帯目指したいですね」

おツネ「!???」

おツネ「ずいぶん大きく出たね」

チアキ「ダメですかね」

 

おツネ「柔道もやっていない人が黒帯目指しますって言ってるのを柔道してる人に聞かせられないでしょ」

 

チアキ「。。。

    なんかもう自分で恥ずかしいなぁ。。。」

 

 

 

 

千里の道も一歩から

頑張れチアキ!!